xivelyだけでは不安
xivelyはたまにサービスが止まるので、センサデータをxivelyだけに上げるのは良いアイディアとは言えません。M2Xにも同時に上げてデータロストに備えましょう。
yunのプログラムスペースはやはり小さい
複数クラウドへの同時データアップロードの例として、pocket geiger type5の測定データをarduino yunでxivelyとM2Xの両方に上げるプログラムを書いてみました。当初はxivelyと同様にarduino側のProcessクラス経由のcurlを利用してM2Xにもアップロードしようと試みましたが、パラメータの文字列を用意するためにメモリが足りなくなって断念し、結局linux側のシェルスクリプトにM2Xへのアップロード機能を移しました。また、放射線データ保存用の配列も、デフォルトでは200要素ありましたが、150まで減らしてやっとうまく動作しました。しかしここまで苦労するなら素直に全部linux側でやってしまったほうが良いような気もします。
つかいかた
スケッチの下の方でコメントになっているシェルスクリプトを、yunの/root/にm2x_up.shという名前で作成して実行権限を付与します。スクリプト内の
M2X_DEV_KEY='XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX'
M2X_API_KEY='XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX'
M2X_RADIATION='radiation' # radiation stream
M2X_RAD_ERROR='radiation_error' # radiation error stream
を自分用のM2Xの適切な文字列に変更します。
次にスケッチ内の
#define APIKEY "XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX"
#define FEEDID "000000000"
を自分用のxivelyの適切な文字列に変更してyunにアップロードします。うまくいけば一分に一回の頻度でxivelyとM2Xの両方に放射線センサのデータが上がります。
データ例
以下の様な感じで、両方共アップロードがうまくいっているようです。
これでどちらか(というかxively)が止まっても安心です。
コード
まとめ
シェルスクリプトのjsonデータの構築部分がどうしてもうまく行かず、3日くらい試行錯誤したことは人として恥ずべき過去です。