ブログ

ορεσικα ψομαναι κυσο βλογ

The art of electronics 3rd edition がとうとう出る

The art of electronicsとは

1125ページあるエレクトロニクスの本(2nd edition)です。私のようなクソ虫がこの本の良さを伝えることは荷が重すぎるので、興味ある方は検索してください。

3rd edition

2015年二月末時点で2nd editionが販売されています。3rd editionが出ると言われ始めたのが2012年末あたりで、伸びに伸びて、とうとう2015年4月末に出るようです。出版社のページにも正式に出ているので、もう遅れることはないでしょう。きっと。そう希望します。

バックカバーの推薦文にはあのLadyadaが


The Art of Electronics 3rd Edition by Horowitz & Hill HARDCOVER [Third Edition] ID: 2356 - $120.00 : Adafruit Industries, Unique & fun DIY electronics and kits

Ladyadaは、赤毛の電気技師です。私のようなクソ虫がLadyadaの凄さを伝えることは荷が重すぎるので、興味ある方は検索してください。2nd editionは銀色のカバーだけど、3rd editionは金色なのね。1470ページと大幅に内容が増えたので、通勤・通学の電車内や下らない会議の最中にコッソリ読みましょう。

安価に買うには

Book Depository: Millions of books with free delivery worldwide

で買うと安く買えるようです。日本への配送にも対応していて、私が予約した時点で9899円でした。が、入手が遅れるかもしれないので、amazon.comあたりで予約しておくのが安全かもしれません。

好きな練習問題を一つ

二か所からオン・オフを制御できるスイッチとランプの配線の説明があって、それだけで面白いのですが、スイッチを3つ以上のN個に増やすにはどうするか?というのが問題1.31です。2個のSPDTの間にN-2個のDPDTを入れると解けます。

f:id:XX-Prime:20150228151849p:plain

注)本に解答はついていません。

 

Xivelyの代替候補M2X

Xivelyの新規アカウントが取れなくなっている

Xivelyが無料新規アカウントの発行を渋っているようだ。アカウントを作ろうとすると、long waiting listの末尾に追加してやったから待て、とか言われてずっと放置される。たしか半年くらい前に作ろうとしていまだに放置プレイ中。

Xivelyの代替候補

xively alternativeとかで検索するといろいろヒットするけど、紹介したいのはAT&Tが提供しているM2Xというサービス。


AT&T M2X: Data storage for the Internet of Things

アカウントを作ってAPIキーを作成した後にデバイスを新規作成してデバイスキーを取得する。これをいろいろな言語で実装されたライブラリで使ってデータを上げるというxively丸パクリそっくりの構成なので、xivelyを使った経験があればものの数分でデータをアップロードできる。

xivelyを知らなくても、例えばrubyなら


attm2x/m2x-ruby · GitHub

のサンプルコード(uptimeコマンドでCPU負荷を取得してそれをM2Xに上げる)を実行してみればすぐにやりかたを理解できる。

放射線センサのデータを上げてみる

Pocket Gerger Type5

http://www.radiation-watch.org/2012/11/type5.html

Raspberry Piに接続して、

http://www.orsx.net/blog/archives/4231

を参考にして /var/lib/rasdiation/rasdiation.fifo から測定データを取れるようにしておく。

 サンプルコードを参考に

http://thirdeye.dip.jp/rpi/rasdiation_m2x.rb

(上はリンク切れ。

http://xx-prime.hatenablog.com/entry/2016/01/06/220949

がxivelyとm2xの両方へアップロードするもの。)

のようなスクリプトを書いてcronなどで定期実行すればOK。呆れるほど簡単。

下はその結果(中野区某所のライブデータ)。パブリックデバイスに指定すると簡単に公開できる。Xively丸パクリそっくり。

 

https://m2x.att.com/d/f9a07b4a659cd626d4a570648f01bdec

M2Xの利点と欠点

利点

  • 簡単に使える。
  • アカウントの出し渋りが(今のところ)ない。
  • 超巨大企業AT&Tが提供しているので多分簡単には停止しない。なんかxivelyは最近よく止まってる気がする。
  • データ量の制限が比較的緩い。1デバイスあたり一か月10万個までOK。例えばkeen.ioなどはグラフは綺麗だけど無料アカウントのデータ量制限がきつくて使いづらい。

欠点

  •  タイムゾーンの指定ができないので、グラフ表示はグリニッジ標準時になる。日本だと9時間足して考えないといけないのでちょっと不便。この点はxivelyの方が優れている。
  •  グラフがあまり綺麗じゃない。実用上は、データをAPIで取得して自分で加工するのが主体だろうから些細な欠点ではある。

大丈夫かXively・・・

そろそろまた所有者が変わって名前が変わるような気がする・・・。

まとめ

卒論とか会社のデモとかでIoTを簡単に実証して見せたいんだけど、Xivelyの無料アカウントが取れなくて困ってるナイスガイにはM2Xをお勧めしたい。

 

Vmware Player 6 の bridge 接続がつながらないときの対処法

Vmware Player と Virtualbox を両方インストールしていると、Vmware Playerのインスタンスの bridge 接続が機能しなくなることがある。

以下の簡単な手順で bridge 接続できるようになる。

1. 仮想マシン設定の編集 をクリックする。

f:id:XX-Prime:20131017094441p:plain

 

2. ネットワークアダプタアダプタの設定 をクリックする。

f:id:XX-Prime:20131017094817p:plain

 

3. 使用したい物理アダプタ以外のチェックをはずす。

f:id:XX-Prime:20131017095103p:plain

 

これだけ。